喧嘩ばかりで別れるべきか迷うとき、続く二人と終わる二人の差

喧嘩ばかりのカップルが別れるべきかを判断する記事のアイキャッチ

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『また同じことで喧嘩した』。仲直りしても数日でまた揉めて、そのたびに気力が減っていきますよね。

喧嘩ばかりの毎日で別れるべきか迷うとき、多くの人はまず回数を数えようとします。ただ、回数はあまりあてになりません。

同じ月に5回揉めても続く二人がいて、年に2回しか揉めないのに終わる二人もいるからです。

この記事では、喧嘩の型による見分け方、マンネリで迷う場合との違い、イライラの出どころ、そして別れを決める前に試せる段階まで紹介します。

目次

喧嘩ばかりで別れるべきか迷うとき、回数は判断材料になりません

先に結論

見るのは「何回揉めたか」ではなく「揉めた後にどこまで戻るか」です。仲直りの後に前と同じ距離まで戻れているなら、喧嘩は関係を壊していません。戻りきらないまま次の喧嘩が来ているなら、回数が少なくても消耗が進んでいます。

喧嘩ばかりの関係を仲直りの戻り方で見る判断軸を示した図解

喧嘩そのものは、悪いものではないんです。

言いたいことを言える相手だからぶつかる、という面は確かにあります。大事なのは、ぶつかった後のほうです。

仲直りの後の状態見えていること
その日のうちに普通に話せる喧嘩が関係の外側で止まっている
2〜3日ぎこちないが元に戻る戻る力はまだ残っている
表面上は戻るが、その話題を避けるようになる触れられない場所が増えている
戻らないまま次の喧嘩が始まる回数に関係なく消耗している

下の2つに心当たりがあるなら、喧嘩で別れるべきかを考え始めるのは自然なことです。

『でも、仲直りはちゃんとしてるんだけどな』と思った方もいますよね。ここで言う仲直りは、謝った回数のことではありません。

謝ったあとに、また同じ話題を笑ってできるかどうかです。

戻るまでの日数を1ヶ月だけ記録してみる

感覚で判断すると、どうしても直近の喧嘩に引っ張られます。

おすすめは、揉めた日と元に戻った日を、メモアプリに日付だけ残すことです。理由も内容も書かなくて大丈夫です。

1ヶ月分ためると、戻るまでの日数が伸びているのか、横ばいなのかが見えてきます。

伸びているなら、喧嘩の中身ではなく回復する力のほうが落ちています。ここは相手を責めても変わらないところです。

気持ちの温度そのものが落ちているのか気になる方は、倦怠期と冷めたの違いも合わせて見てみてください。

関係の形によって「喧嘩ばかり」の意味は変わります

同じ週2回の言い合いでも、暮らし方が違えば意味が変わります。ここは見落とされやすいところです。

関係喧嘩が増えやすい場面誤解しやすい点
別々に暮らすカップル会える日の予定がずれたとき会う回数が少ない分、1回の失敗が重く見える
同棲家事や生活時間のずれ逃げ場がないので回数が増えやすい
遠距離連絡の頻度や返信の速さ会えないつらさが相手への不満に置き換わる
夫婦お金と家族の予定生活が回るので、話し合いが後回しになる

同棲を始めた直後に喧嘩が増えるのは、相性が悪くなったからではありません。今まで見えていなかった生活のクセが、いっぺんに見えるようになっただけです。

遠距離の場合は、もう一段注意が必要です。会えないしんどさが、相手の落ち度のように感じられてしまうことがあるからです。

『なんで返信くれないの』という気持ちの裏に、会いたいだけの日が隠れていることは珍しくありません。

喧嘩には4つの型がある。続けられる喧嘩と、消耗する喧嘩

「喧嘩ばかり」とひとことで言っても、中身はかなり違います。

うちはどれに近いだろう、という目で読んでみてください。

喧嘩の4つの型とそれぞれの向き合い方を示した図解
型よくある中身向き合い方
すり合わせ型家事の分担、会う頻度、お金の使い方ルールを1つ決めると減る
蒸し返し型昔の出来事が毎回出てくる終わっていない話を1回だけ扱う
消耗型内容は毎回違うのに、終わると疲れだけ残る頻度を落として距離を調整する
支配型片方が黙るか謝るまで終わらない喧嘩ではなく関係の問題として見る

上の2つは、付き合いながら直せる喧嘩です。

すり合わせ型は、生活が変わったサインでもあります。同棲を始めた、働き方が変わった、会う頻度が変わった。そういう時期に増えます。

蒸し返し型は、過去の出来事に決着がついていないだけ。『またその話?』と感じたら、その話こそ一度だけ丁寧に扱う番です。

下の2つは、回数を減らす工夫では動きません。

特に支配型は、勝ち負けが先に決まっている喧嘩です。いつも同じ側が折れて終わっているなら、折れている人の消耗が静かに進みます。

内容を覚えていない喧嘩が増えたら

先週何で揉めたか思い出せないのに、疲れだけ残っている。この状態は消耗型に近いです。原因を探すより、会う頻度や一緒にいる時間の長さを先に調整したほうが軽くなります。

『じゃあ支配型だったら、もう別れるしかないの?』と思いますよね。そうとは限りません。

ただ、伝え方から変える必要があります。喧嘩の延長で言っても、相手には攻撃としてしか届かないからです。

切り出し方は倦怠期の話し合いのやり方がそのまま使えます。

同じテーマで3回揉めたら、喧嘩から外して別で話す

型が分かったら、次は回し方です。

おすすめは、同じテーマで3回揉めたら、そのテーマを喧嘩の場から外すことです。

3回で解決していないということは、その場の勢いでは決まらない話だということ。感情が乗っている時間に話しても、結論は出ません。

「この話、今日はやめよう。日曜の昼にちゃんと決めたい」

こう言って、別の時間に持っていきます。カレンダーに入れてしまうと、うやむやになりません。

喧嘩の場から外すテーマは、お金・家事・会う頻度・連絡の仕方あたりが多いです。どれも生活のルールなので、決めれば終わります。

反対に、性格や過去の話は決めて終わるものではありません。こちらは結論を出そうとせず、聞くだけの時間にしたほうが穏やかに済みます。

彼氏や彼女にイライラするとき、原因は喧嘩の中身じゃないことも

彼氏にイライラする、別れるべきかと知恵袋に相談している人はとても多いです。彼女にイライラして別れるべきかと悩む人も、同じくらいいます。

ここで一度、イライラの出どころを分けてみましょう。

イライラの出どころを見分ける質問
  • そのイライラは、相手がいない日にも続いていますか
  • 同じことを友達がしても腹が立ちますか
  • 疲れていない日にも、同じ反応が出ますか
  • 半年前の自分も、同じ場面で怒っていましたか

全部「いいえ」に近いなら、相手の行動よりも自分の余裕のなさが効いています。

これは自分を責める話ではありません。仕事や生活が詰まっている時期は、誰でもいちばん近い人に反応が出ます。

反対に、全部「はい」なら、相手の言動そのものが合わなくなってきている可能性があります。

イライラの正体表に出る形先にやること
疲れ・余裕のなさ何をされても引っかかる予定を減らして休む
言えていない不満関係ない場面で爆発する一度だけ言葉にする
期待とのずれ「普通こうでしょ」が増える二人の普通をすり合わせる
合わなさ相手の考え方そのものが嫌続ける前提を見直す

上の3つは、別れなくても減らせます。

いちばん下だけは、努力の向きが違います。相手を変えようとするほど、お互いに削れていくからです。

その前に、余裕がない時期だと先に伝えておくと、無駄な喧嘩が1つ減ります。

「今週ちょっと余裕がなくて、言い方きつくなってたらごめん」

これを言っておくだけで、相手も身構えずに済みます。

彼氏にイライラするだけなのか、気持ちが動かなくなっているのかを分けたい方は倦怠期のイライラも参考になります。

喧嘩はないのに苦しい。マンネリで別れるべきか迷う場合

喧嘩ばかりの人がいる一方で、揉めることすらなくなった、という方もいますよね。

カップルがマンネリで別れる流れは、喧嘩とはちょうど逆のルートをたどります。

続けられるマンネリ
  • 一緒にいて静かだが、居心地は悪くない
  • 新しいことを提案すれば乗ってくる
  • 相手の予定や体調はまだ気になる
  • 連絡は減ったが、返事は返ってくる
見直したいマンネリ
  • 一緒にいると時間が惜しく感じる
  • 誘っても毎回ふんわり流される
  • 相手が何をしていても関心が動かない
  • 一人の時間のほうがはっきり楽

左が多いなら、マンネリで別れるべきかを今決める必要はありません。

過ごし方を変えるだけで戻る範囲です。まずは倦怠期の乗り越え方まとめから1つ試してみてください。

右が3つ以上あるなら、慣れではなく関心が薄れている段階に入っています。

マンネリのまま結婚に進んでいいのか

マンネリのカップルが結婚の話をすると、たいてい同じところで止まります。

『この状態のまま結婚して大丈夫なのかな』という不安ですね。

結婚して刺激が戻ることは、あまりありません。生活の割合が増える分、静かな時間はむしろ長くなります。

だから見るのは、ときめきが戻るかどうかではないんです。静かな時間が心地いいか、それとも居心地が悪いか。ここが分かれ目になります。

心地いいなら、マンネリではなく落ち着いた関係に移っているだけかもしれません。この違いはマンネリ・停滞期・安定期との違いで細かく扱っています。

将来の話そのもので迷っているなら、結婚を考えると別れるべきか迷うときも合わせてどうぞ。

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別れを決める前に試せる3つの段階

喧嘩で別れるべきかを、続けるか別れるかの二択で考えると行き詰まります。

間にある段階を使ってみてください。

別れの前に置ける3段階
  1. 喧嘩のルールを1つだけ決める(夜は話さない、過去の話は持ち出さない、など)
  2. 会う頻度を2週間だけ落として、疲れが原因かどうかを確かめる
  3. 期間を決めて距離を置き、終わりの日に一度だけ話す

1つ目は、今日からできます。

ルールは増やさないのがコツです。「眠い時間に話し合わない」だけでも、揉める回数はかなり変わります。

「今日はもう遅いから、明日の夜に話そう」

この一言が言えるようになると、勢いだけの喧嘩が減っていきます。

2つ目は、原因がどこにあるかを見るためのものです。会う回数を落として楽になったなら、相手ではなく頻度のほうに問題がありました。

離れても苦しさが変わらないなら、頻度以外のところに原因があります。

どの段階から始めればいいか迷う方のために、状況別に並べておきますね。

今の状態向いている段階気をつけること
揉める時間帯がいつも同じ1(ルールを決める)ルールは1つだけにする
会うたびに疲れる2(頻度を落とす)連絡は今までどおり続ける
顔を見ると言い方がきつくなる2〜3無言で減らさず、理由を先に伝える
何を話しても平行線3(期間を決めて離れる)終わる日を先に決めておく
同じことを何年も言い続けている3の後に判断期待の量を確認してから決める

3つ目まで来ても変わらないときは、区切ることを考えてもいい段階です。距離の置き方は倦怠期に距離を置くときの期間と戻り方にまとめています。

やってはいけない順番

先に別れ話を切り出して、引き止めてもらえるか試す。この順番がいちばん関係を壊します。試すつもりの言葉でも、相手には決定として届いてしまうからです。

別れるか続けるか迷っている二人の距離感を表した写真

喧嘩ばかりの関係について知恵袋に多い相談

同じ悩みの相談が、知恵袋にはたくさん寄せられています。3件を要約して紹介します。

相談1: 同棲して半年、些細なことで喧嘩ばかりになった

付き合って1年、同棲して半年。小さなことで機嫌が悪くなり、相手はそれをめんどくさがる。楽しい時間もあるのに喧嘩が続いて、自分たちは合わないのか分からない、という相談です。

回答で多かったのは、「他人同士が暮らし始めれば喧嘩は起きる」という視点でした。

同棲の最初の半年は、生活のやり方をすり合わせている期間です。ここで揉めるのは、うまくいっていない証拠ではありません。

もう1つ多かったのが、「意味のある喧嘩かどうかで分ける」という助言です。

歩み寄りが生まれる喧嘩なら無駄ではない。反対に、毎回同じところで終わる喧嘩は、そのテーマだけ別に話す必要があります。

相談2: 相手の態度が変わり、自分だけが努力している気がする

以前は大切にしてくれたのに、最近は言い方が冷たい。自分は直す努力をしているのに相手は変わらない、という相談です。

回答の中心は、責める前に理由を聞くという順番でした。

仕事の負荷や、言えていない不満が背景にあることは珍しくありません。態度の変化を指摘する前に何が起きているかを聞くと、話が喧嘩になりにくいです。

そのうえで、片方だけが努力する関係は長く続かない、という指摘も複数ありました。

伝えて、聞いて、それでも一方通行なら、そこが判断の材料になります。

相談3: 3年付き合った相手に、会うのが面倒になった

3年付き合っている相手に会うのが面倒で、自分の時間を優先してしまう。相手の気持ちは変わっていない。好きなのか、ただ寂しいだけなのか分からない、という相談です。

回答では「3年はマンネリが出やすい時期」という指摘が目立ちました。

そのうえで、結婚を含めた先を考えられるかどうかで決めたほうがいい、という助言が続きます。

一方で、「忙しさが抜ければ気持ちは戻る」という見方もありました。どちらにも言えるのは、疲れている時期に決めないほうがいい、ということですね。

3つの相談から持ち帰りたいこと
  • 同棲や環境の変化の直後は、喧嘩が増えても異常ではない
  • 態度の変化は、指摘するより先に理由を聞く
  • 気持ちが動かない時期の判断は、体調が戻ってからにする

喧嘩ばかりの関係についてよくある質問

喧嘩が多いカップルは相性が悪いということですか?

回数だけでは決まりません。揉めた後に元の距離まで戻れているかどうかのほうが、相性をよく表します。戻るまでの時間が毎回伸びているときだけ、相性の問題として考えてみてください。

喧嘩のたびに別れたいと言われます。どう受け止めればいいですか?

その場で答えを出さず、落ち着いてから一度だけ確認するのがおすすめです。勢いで出た言葉かどうかは、翌日以降の態度に出ます。毎回続くようなら、その言葉を使わないことを二人のルールにしましょう。

マンネリと喧嘩では、どちらのほうが別れに近いですか?

近いのは、関心が動かなくなったマンネリのほうです。喧嘩はまだ期待が残っているから起きます。何を言っても揉めなくなったときのほうが、距離は開いています。

彼氏にイライラしてしまうのは、私が悪いのでしょうか?

どちらのせいでもない場合が多いです。疲れている時期は、いちばん近い人に反応が出ます。休んだ週末の後でも同じなら、そこで初めて相手との相性として考えてみてください。

喧嘩を減らすために、我慢したほうがいいですか?

我慢で減った喧嘩は、後でまとめて出てきます。減らしたいのは回数ではなく、話す時間帯と言い方のほうです。夜に話さない、過去を持ち出さない。この2つだけでも変わります。

まとめ: 喧嘩ばかりで別れるべきか迷ったら

この記事の要点
  • 判断材料は喧嘩の回数ではなく、仲直りの後に元の距離まで戻れているか
  • 喧嘩は4つの型に分かれ、すり合わせ型と蒸し返し型は続けながら直せる
  • イライラの出どころが疲れなら、相手を変えようとしなくていい
  • マンネリは喧嘩より別れに近い。静かな時間が心地いいかどうかで見る
  • 別れの前に、ルール決め・頻度の調整・期間を決めた距離という3段階がある

倦怠期なのか冷めたのか迷ったら、16項目の倦怠期診断で確認できます。

判断の材料をもう少し集めたい方は、倦怠期ドットコムのトップページから気になる記事を探してみてください。

一人で抱えないために

喧嘩の話を友達にすると、たいてい「別れなよ」か「まだ好きなんでしょ」のどちらかに寄った答えが返ってきます。どうしても自分で答えが出ないときは、電話占いやオンラインカウンセリングのように、どちらの味方でもない第三者に話してみる選択肢もあります。話しながら自分の言葉を聞くだけで、気持ちの向きが見えてくることもあります。

倦怠期ドットコム

倦怠期ドットコム 編集部

恋人・夫婦の「倦怠期」について、冷めたとの違い・時期・乗り越え方・別れの判断を、当事者の声と公開情報をもとに整理している案内サイトです。 公式サイト

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この記事を書いた人

恋人・夫婦の「倦怠期」について、冷めたとの違い・時期・乗り越え方・別れの判断を、当事者の声と公開情報をもとに整理している編集部です。

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